低解約返戻金型終身保険とは、その名の通り、解約時の払戻金が低く設定をされている保険ということです。
契約期間中の解約払戻金が低い分、負担する保険料が安価に設定されているのが特徴ですが、考え方によっては契約者に不利な内容の保険にも思えます。
確かに、長い人生において不測の事態により保険を中途解約せざるを得ない、というケースも少なくありません。そのようなケースでは、このタイプの保険は解約に伴って支払われる払戻金が、それまで支払った保険料の総額のおよそ60~70%と少なくなるため、損をすると言わざるを得ません。
しかし、保険の本来の目的でもある終身もしくは契約期間内の保障を頼りに、特に途中解約をしたり、見直しの必要も無いという人にとっては、このタイプの保険を選択することでメリットも発生します。
加入時の年齢や払込期間、また特約の有無などで内容は変化しますが、一定期間を過ぎると払い込みをした保険料の累計額よりも多い払戻金を受けることが出来ます。
日本人は多くの人が貯蓄型の生命保険を選択するという傾向がありますが、この保険はまさにそのようなイメージで保険を選びたいという人や、将来設計をしっかりと決め、それに合わせた払込期間を選定できる人に向いている保険内容と言えます。